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by kitt-806
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【親が子を思うという事】

私が高校3年生の時でした。ひょんな事から父親と大げんかになり、言い合いになったことがありました。喧嘩の原因がなんだったのかは覚えていませんが、日ごろより細かな事をガミガミと説教してくる父親が鬱陶しいと思っていた事を覚えています。

あまりにうるさいので、私はついにキレてしまい父親に対してこんな事を言ったのでした。「経済的に援助してもらえるなら、小遣いをちゃんとそれなりに貰えるとすれば、隣のおっちゃんが父親でも構わない。親子の繋がりは経済的繋がりであって親父が父親でなければならない理由なぞ他には何もない!」と。

すると、父親の表情が、なんとも寂しそうな、悲しい顔になった事を今もはっきり覚えています。そして、父親は私にこう言いました。「あつお、例えばや、この家が大火事になったとしよう、それで、お前だけが逃げ遅れてしまったとしよう、家には火がまわり、もうあかんという時に、その炎の中に一番に飛び込んで行くのは、隣とおっちゃんじゃない、この俺やど!誰が止めても振り切って炎の中に入るのは俺や!自分の命に代えてもお前を助けに行くのは親しかおらんのや!」

この言葉を聞いて初めて親の本気を知ったような気がしました。親は本気で子供を守って来ました。子供が小さい時は、熱が出たとなれば夜中でも、どんなに仕事で疲れていても病院へ走りました。子供にとってそれがどうしても必要と分かれば、 おやは 借金をしてでも準備段取りするのです。

世の中で他の何よりもこの上なく最も大切なもの、それが自分の子供なんです。そんな本気の子供を思う親御さんの気持ちをわかってあげて下さい。親御さんの事は大切にしてあげて下さい。そして、何よりも大事にしてもらっている事に心から感謝して生活して下さい。宜しくお願いします。

by kitt-806 | 2018-11-03 09:13