教学院本部 大東市三箇三丁目1-39 (TEL 072-875-5968)


by kitt-806
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小学生高学年時期の成長段階における発育の違いは場合によって大変大きいものがあります。幼児性の残る度合いと割合が個人によって大きく違うのがこの時期では無いでしょうか。困るのは、発育に大きな差異がある場合でも同学年として学習に集団で取り組む時、一定の水準で一斉授業が進められる点にあります。子どもたちは、自分なりの道徳観と倫理観に基づき教室内で担当教師の指導を仰ぐ形になりますが、昔と今の違いは、この子どもたちの自分なり道徳観と倫理観の次元の多様性にあるように思います。これは物事の捕らえ方と反応の形になって具体的に現れます。例えば、教師がある特定の生徒と1対1で教室内で話をしている時、その話とは全く関係のないところで別のある生徒は、話を割って教師に話を始めたりします。又、ある生徒は、一つのテーマについて教師が全体に話をしているときに、全く関係のない質問をいきなりしたりするのです。これは成長段階においてある程度学年が上がるとだれもがその場の空気をよみ、周囲の状況に合わせた行動と言動がとれるようになるわけですが、小学4・5年生くらいの学年ではすでにそれが当たり前のようにできる生徒とできない生徒が混在してしまうのが現状です。よりまして、このような場合、担当教師の力量が大きくためされることになります。学習成果を大きく期待する場合、成績低迷や問題症状と感じる行動言動について大変気になる時があると思いますが、もしその内容が発育段階における発育の遅い速いが原因であるとすればさほど重大視する必要は無いのではないでしょうか。ただ大切なのは刻々と変化し成長している子供の精神的な発育の変化に周囲はいち早く気がつき、その成長を健全に促進していける方向性で子供への対応を適正な形で実践していくことではないでしょうか。子供はいつまでも以前のままでは無いことを認識し親が上手に子供の成長に合わせてその対応を変えていかなければなりません。子供の成長と同時に親も成長していかなければなりません。
by kitt-806 | 2005-06-20 13:22
先日実施された教学院進学説明会にて、理事長より「親の子供に与えるストレス」について講演がありました。壇上に立たれた理事長は、コップと水と官製はがきを見せて、「コップの中に水をいっぱいいれます。そして、はがきでフタをします。そしてこのコップを逆さまにしたらどうなるでしょう。」とおもむろに手を添えて水の入ったコップを逆さまにしました。そして、ゆっくりと添えていた手を離したのです。するとどうしたことでしょう。はがきはコップから離れることなくぴったりとひっついた状態で、コップの中の水は一滴も溢れませんでした。保護者の皆さんからは「うぉー」と歓声が上がりました。
 
 そして、理事長は話始めました。「このコップの周りの空気が親のようなものです。そしてコップの中の水は子どもたちです。空気は大変重要な役目をしていますがその存在はあまり意識するものではありません。この実験は理科の大気圧実験で、大気圧を眼で確認するものです。コップの中の水に働く重力をほどよい大気圧の力で支えている微妙なバランスがこの水を下に落とさない現象を生みます。是非親御さんには、この大気圧のような立場で子どもたちを見守ってあげてほしいと思います。強すぎても弱すぎても上手に子どもたちを支えることはできません。ほどよいストレスが大切なのです。」

 受験生のご本人にはこれから進学に対する不安や成績状況に対するストレスを多く持つことになります。この不安定な受験生の心の状態を周囲は認知し適切なメンタルケアが場合によっては必要になります。受験生本人を如何に情緒の安定したところで受験準備に集中させるかについて、親御さんの役目は大変重要なところとなることでしょう。必要以上に不安をあおったり、極度のストレスを感じさせるような追い込みは禁物です。自信を無くしているときは励まし、天狗になっているときは戒め、バランスのとれたほどよいストレスを与えていけるようにしていただければと願います。
by kitt-806 | 2005-06-14 11:35